19年4月から20年3月のおすすめの本!         

 

平成20年3月のおすすめ どんな本 対象
「おまじないつかい」 
なかがわちひろ 作 理論社 

 ゆらはおかあさんのことをみんなに魔女じゃないかといわれます。おかあさんにたずねるとおかあさんはじぶんのことを「おまじないつかい」だとおしえてくれます。ゆらはその日からおまじないつかいの見習いになります。おまじないつかいはおまじないをとなえるだけでなく、ゆっくりじっくりねがいごとをそだてることがすてきなところなんです。そのうち、みんなもおまじないつかいのなかまに・・・。こころがあたたまるお話

小学校低学年〜

「スリースターズ」
 
梨屋 アリエ 作  講談社

お金持ちだけど愛情のない家庭に育つ弥生。親に見捨てられて、いつも腹ペコ。だからこそ人の温かさが恋しい愛弓。親の言いなりにいい子を演じ続けてきた水晶(きらら)。生きにくい現代社会の中で、全く接点のなさそうな3人の中3の女の子がメールでつながって、自殺計画を立てる。しだいにお互いのことを知り、仲良くなっていくうちにそれぞれが成長していく姿を描く。

中学生〜

「ぼく、カギをのんじゃった!」
  
ジャック・ギャントス作 
 前沢 明枝 訳 

徳間書店 

ぼく、ジョーイ・ピグザは小学校4年生。「カゲキ」に元気な男の子。考えるよりさきに行動しちゃって1秒もじっとしていられない。家のカギを飲み込んでしまったり、クラスの女の子にケガをさせてしまったり・・・悪気はないんだけど。だからしばらくの間、〈特別支援センター〉っていうところに通うことになったんんだ。こわいところかと思ったけどそうじゃないみたい。ぼくの「カゲキ」はおさまるのかな?[問題を抱えた友だちのことを知る手がかりになる本]として、アメリカで高く評価された。読み始めたら一気に引き込まれる本。

小学校高学年〜

「ファイヤーガール」  
トニー・アボット 作 
  代田 亜香子 訳   白水社

 あたらしい学年がはじまってすこしたって、女の子がひとり、ぼくのクラスに転校してきた。名前はジェシカ。クールな名前だ。でも、がやがやしだしたクラスの前でトレーシー先生はこういった。「ジェシカは火事にあったのよ。そしてやけどを負ったの。ひどいやけどをね。」これがぼくとジェシカが出会った最初だった。ぼくは忘れたくないジェシカがクラスにいたことを・・・。少年の回想という形で書かれたこころにひびく物語。

小学校高学年〜

「みそっかすなんていわせない」 

 ジャクリーン・ウィルソン作  
 ニック・シャラット 絵   
小竹由美子 訳  偕成社 

 「みんな、大っきらい。このアパートも大っきらい。いまの生活の、全部が大っきらい」パパとママが離婚して、ジョーンの生活は変った。ひっこしをして、転校もしなきゃいけなかった。新しい学校では、クラスメートからは「ふとっちょ」って呼ばれるし、先生からはしかられてばかり。おまけに「ハーメルンの笛ふき」のげきでドブネズミ役をやるように、って言われてしまった。最悪・・・・・。でも、ジョーンはあきらめない。同じドブネズミグループのメンバーを集めて《みそっかす連盟》を結成。自分たちだけのげきを作ろうとする!イギリスの人気作家ジャクリーン・ウィルソンの読んで元気になる本

中学生〜
「かさぶたってどんなぶた」
 小池 昌代 編 
 スズキ コージ 絵  
あかね書房 

 かさぶたってどんなぶたの詩をはじめ、なんとなくへんてこりんだったり、くすっと笑えたり、なーるほど!と思えるような楽しい詩ばかりを集めた絵本。これまた個性的なスズキコージさんの絵もぴったりです。

小学校低学年〜
「いっちゃん」
 二宮由起子分  村上康成 絵
解放出版社

ひとつめこぞうの いっちゃんには ともだちが あんまりいません。だってクラスのなかでひとつめなのはいっちゃんだけ、だけどののちゃんはだいじなともだち、まいにちいっしょにがっこうにてをつないでいきます。ナンセンス・テールの書き手、二宮由紀子さんによるちょっとかわった、教室風景。

小学校低学年〜
平成20年2月のおすすめ どんな本 対象

「ワビシーネ農場のふしぎなガチョウ」 ディック・キング・スミス 作 
 三原 泉 訳

いとう ひろし 絵  
 あすなろ書房 

いつもびんぼうで、びっくりするほど運が悪いワビシーネ農場のスカンピンさん。とうとう農場にいるのはションボリとガックリというがちょうのつがいだけになってしまいました。もうがちょうを料理するしかないとおもったスカンピンさんがガチョウ小屋でみつけのは、なんと金色の卵。そしてかえった金色のひなをなでるとなんだか幸せな気分になってきます。ひなはウレシイナというなまえがつけられ、それからというもの、だんだん運が向いてきます。ウレシイナは古代ローマの伝説に残る幸運のがちょうだったのです!!

小学校中学年〜

「ふたりでおるすばん」 
いとうひろし作
 徳間書店 
あたしは世界一のおねえちゃん。なのにおとうとは、うるさくてきたなくて、ほんとにいやになる・・・と思っていたら、おとうととふたりでおるすばんをすることになってしまった。「これからはふたりきりでいきていくのよ」なんておとうとをおどかしているうちはたのしかったんだけど・・・。おねえちゃん「ふたりでまいご」の姉妹編! 小学校低学年
「ゆきだるまくんどこいくの?」
  
たむらしげる 作  
 偕成社 

 おとこのこがにわでゆきだるまをつくりました。おとこのこがいえにかえってしまうと、ゆきだるまがじぶんでスキーをはいてすべって、どんどんすべるうちに、くまにおいかけられたり、たまたまスキー大会にさんかしてしまったり、ずっとずっととおくまでいってしまいます。、もうかえってこられないかとおもうと、くまさんといっしょになんと!

小学校低学年〜
「公爵夫人のふわふわケーキ」 
 ヴァージニア・カール作   灰島 かり訳   平凡社  

 むかし、ある国に、13人のおひめさまと、おとうさまとおかあさまがすんでいました。おとうさまは「公爵さま」、おかあさまは「公爵夫人」です。ある日公爵夫人はとつぜん思いついて、ケーキをやきはじめます。りょうりばんたちがつくりかたをおしえましょうというのもきかず、ひとりでごきげんにつくるうちに、ケーキがどんどんどんどんふくらみはじめて・・・・・!!素朴で、かわいい絵も人気のひみつ。アメリカで50年以上も読み次がれて来た絵本。

幼児〜
「天女の里がえり」中国のむかしばなし  君島久子 文  小野かおる 絵 
 岩波書店

 むかし、ある山の泉のほとりに、まずしい若者が住んでいました。若者は天女の水浴びを隠れてみていて、羽衣を隠して天女を妻にします。子どもが生まれると、若者はかくした羽衣で子守りをしていました。子どもが指を指すので天女は羽衣を見つけ、夫と子どもを連れて天に里がえりします。ところが天女の父親は若者が気に入らず、なんとかして若者を殺してしまおうと次々に難題を出します。天の川にまつわるおはなしのひとつ。

幼児〜
「虫めずる姫の冒険」 
芝田 勝茂 作  小松 良佳 絵 
あかね書房

葵祭りの行列にとつぜん襲い掛かったハチの大群!パニックにおちいった行列をすくったのは「虫めずる姫」よばれるかわりもののお姫様。町の子どもの着物を着て、虫が大好きなお姫様が、金色の虫にまつわる事件に巻き込まれて、大活躍します。

小学校中学年〜
「恐竜研究所へようこそ」
林原自然科学博物館 著  
童心社 

よくある恐竜本とは違い、古生物の研究者たちの仕事が描かれている。発掘調査隊の服装から持ち物まで、現場での調査の様子や道具の使い方などが詳しく紹介され、、化石を研究所に持って帰ってからは、研究所の様子や作業がイラストや写真で分かりやすく紹介されている。職業調べにも役立ち、こんな仕事をしてみたいと思うかも・・・?

小学校高学年〜
平成20年1月のおすすめ どんな本 対象
「ねこのなまえ」
 
いとうひろし作 徳間書店

「ぼくになまえをつけてほしいんです」おさんぽをしていたさっちゃんに、やせてよごれたのらねこが声をかけてきました。さっちゃんが「じぶんでなまえをつければいいじゃない」というと、ねこは「まなえっていうのは、だれかにつけてもらうものなんですよ」とこたえました。さあ、さっちゃんはねこにぴったりのすてきななまえをかんがえることができるでしょうか。あったかいきもちになれるえほんです。N.I

年長〜
「トイレのおかげ」
 森枝雄治 写真・文  はら さんぺい 絵 
 福音館書店
 みんなは「トイレ」と聞くとどんなイメージがうかぶかな?くらい?くさい?きたない?でも、このほんをよむと、今までのトイレに対するきもちがちょっと変わるかもしれないよ。トイレにまつわるおもしろ話はたくさんあるんだ。たとえば小便小僧の像はどうしてできたのか・・・とか。ジェット機やロケットの中のトイレはどうなっているのかとか。わたしたちの生活に欠かせない「トイレ」のれきしやしくみをわかりやすく書いた本。(N.I 小学校低学年〜

「空からおちてきた男」
ジェラルディン・マコックラン 作  金原瑞人 訳  佐竹美保 絵

偕成社 

飛行機の故障で砂漠に墜落したカメラマンのフラッシュ。なんとか一命をとりとめた彼は、小さな姉弟、スティラとオルに連れられて、辺境の村にはいり込む。はじめはけいかいしていた村人たちだが、フラッシュが写真をとり始めると、しだいにうちとけていく・・・。カメラの中の10枚のフィルムと村人たちとの交流をめぐるあたたかくて、少し不思議な連作短編集。(N.I

小学校中学年〜

「ウルフィーからの手紙」
 
 パティ・シャーロック 作   滝沢 岩雄 訳   評論社 

1969年、兵士としてベトナムに行ってしまった兄さん。家族も友だちも、兄さんのことしか心配していないようにみえる。その兄さんから手紙がとどいた。『陸軍が偵察犬を必要としている』というんだ。13歳のぼく(マーク)はみんなにすごいことをしていると思ってもらいたくて飼い犬のウルフィーを送りだした。でもその直後、兄さんから、また手紙が届いた。「できるならウルフィーを軍に差し出すのはやめろ」動揺するぼくのもとに、こんどは戦場の様子を書いた手紙が届き始めた・・・「ウルフィー」の名で。(N.I

中学校〜

「おえかき ウォッチング(こどもの絵を10倍たのしむ方法)」 
 
なかがわちひろ 作  理論社 

 子どもたちはお絵かきが大好き!大人はついつい上手下手でみてしまいがち。でも子どもにとって、お絵かきは世界を獲得するための大事な作業。大人本位の見方ではなく、それぞれの意味を理解してひとりひとりのちがいを認め「発見」の手助けをしてあげましょう。子どもにかかわる人必見の目からうろこの一冊。

大人〜
「ねえ あそぼ」
 
まど みちお 文  ましま せつこ 絵  こぐま社 
  くまさん おすもう うーん よっこら うーん よっこら   みて みて かあさん ぴょーん  などなど おかあさんとあかちゃんのやさしい詩とやわらかい絵で、いつもいつもあそんでほしいこどもたちの思いがつたわります。 幼児〜
「はたらくくるま  まかせとけ」
 
 三浦 太郎 作   偕成社 
はたらくくるまたちはいつも おたがいにきょうりょくしながらしごとをしています。「はこんでください」「まかせとけ!」「ありがとう」たんじゅんなことばで、たのんだりたのまれたり、リズミカルにてきぱきしごと。いっしょにしごとするのはたのしそう。 幼児〜
平成19年12月のおすすめ どんな本 対象
「ブルくんとかなちゃん」 
ふくざわ ゆみこ さく  福音館

いぬのブルくんが、かなちゃんのうちへやってきました。ブルくんはかなちゃんとともだちになりたいのですが、かなちゃんはブルくんが、こわくてないたり、にげたりばっかりで、なかなかともだちにはなれません。とうとう・・・。ふたりがともだちになるまでが、ほほえましく描かれます。(K.Y

幼児〜
「ねぼすけ はとどけい」
 
ルイス・スロボドキン作   クリヤガワ けいこ訳  偕成社

山おくの小さな村のとけいやに、はとどけいがならんでいました。まいじかんいっせいにとけいがなり、なかにいるはとが「ポッポー」と飛び出してなきます。ところが、そのなかに一羽だけいつもおくれてなく、はとがいました。ユーモアたっぷりのあたたかいおはなし(K.Y

幼児〜
「ちょっとだけ」 
 
瀧村 有子 作・鈴木永子絵 
 福音館書店
 なっちゃんのおうちにあかちゃんがやってきました。おねえちゃんになったなっちゃんは、ママとてをつなぎたくてもママは赤ちゃんを抱っこしていて手をつなげません。なっちゃんはママのスカートをちょっとだけつかんであるきました。いろんなことをちょっとだけでがまんしている、ちいさいおねえちゃんのきもちがジーンと伝わってきます。(K.Y 年長〜
「わたしのノラネコ研究」 
山根 明弘 作  さ・え・ら書房

今から4000年から5000年前の古代エジプトの時代から人間に飼われてきた身近な動物ネコのドキュメント。福岡県の玄界灘に浮かぶ小さな島で7年間かけて、200匹もの野良猫を調査、研究された結果をまとめたもの。写真や図版も多くだれにでもできる観察、調査の方法も分かりやすい。

小学校
中学年〜

「Gold Rush 
ゴールドラッシュ 
ぼくと相棒のすてきな冒険」 

シド・フライシュマン作  
金原瑞人・市川由季子 訳  ポプラ社 

1849年、アメリカ。1年前にカリフォルニアで金が見つかり、たくさんの男たちがたくさんの富を夢見て旅に出た。これが世に言うゴールドラッシュ。12歳の少年ジャック・フラッグだって、例外じゃない。むかしフラッグ家はお金持ちだった。でも今はほとんど無一文。ジャックを育ててくれたフラッグ家の若き女主人アラベラおば様は、屋敷を売らなくてはならない・・・。ジャックはおば様を助けようと一路カルフォルニアへ向う。相棒は執事のプレイズワージイだ。はたしてふたりは大金持ちになるチャンスをつかめるのか?(N.I

小学校
高学年〜

「ぼくが空を飛んだ日」  
ニッキー・シンガー 作  朝倉久志 訳 
角川書店

 ロバートは12歳。気弱で、ひょろひょろした体つきのため、いじめっこのターゲットになっている。 ある日、先生が企画した老人ホームとの交流プロジェクトできむずかしいおばあさんエディスと知り合う。エディスに「チャンス荘。てっぺんのへや。そこへいきなさい。」と言われて思わず「わかった」といってしまうロバート。でもチャンス荘は、クラスメートから「不吉な場所」と呼ばれる気味の悪い空き家だった。エディスの大切だったことはいったいなんなのか。調べていくうちにロバートの中で何かが変わり始める。・・・。暖かい気持ちになれる本(N.I

小学校
高学年〜
「ペーテルとペトラ」
 
アストリッド・リンドグレーン文 
クリスティーナ・ディーグマン絵 
大塚勇三 訳 
岩波書店

 ストックホルムのグスタフ・ヴァーサ小学校の1年生のクラスの国語の時間に、ドアをコツコツたたく音がしました。とてもかすかな小さな音でした。グンナルが先生にいわれてドアをあけると、小さい小さいお人形くらいの男の子と女の子がたっていました。ふたりはペーテルとペトラといって、その日から一緒に授業を受けることになりました。グンナルはとくべつふたりと仲良くなります。けれども、クリスマス休みがおわるとふたりは・・・。「きみはすてきなともだちだよ」ということばが心にしみてきます。

小学校
低学年〜
平成19年11月のおすすめ どんな本 対象
ぞうのオリバー  シド・ホフ 作    三原 泉 訳   偕成社 

さーかすだんにはいるために、うみをわたってきました。ひょんなことからオリバーはさーかすだんにはいれず、ひとりぼっちになってしまいます。こまったおりばーは、おばさんのぺっとになったりしますがうまくいきません。ところが、あるひこどもたちとゆめのはなしをしているうちに、オリバーはとくいのげいとうをはじめます。それを見た団長さんはとうとうオリバーをみとめてさーかすだんへ!(K.Y

小学校
低学年〜

「ジェイミー・オルークとおばけいも」
アイルランドのむかしばなし

 
トミー・デ・パオラ再話・絵  福本 友美子 訳  光村教育図書出版

 ジェイミー・オルークはアイルランドいちのなまけもの。しごとをさぼって、のらくらしていましたが、レプラコーンをつかまえて、せかいいちおおきないものたねを手に入れます。おばけいもができるといもがあんまりおおきすぎて、むらのみちをふさいでしまったり、みんなでわけてたべてもあまりのりょうにうんざり・・・。アイルランドのむかしばなし。(K.Y

幼児 〜

「おひさまいろのきもの」 
 
広野 多珂子 作・絵  福音館書店  

あるむらにふうというなまえのおんなのこがいた。ふうはちいさいときのおもいびょうきのせいでめがみえない。ふうはともだちとあきまつりにいこうとやくそくした。ともだちはあきまつりのはれぎをつくってもらったのに、ふうのいえはびんぼうで、はれぎなんてつくってもらえない。けれどおかあさんはふうのためにまいばんおそくまではたらいて、ふうのはれぎをおりはじめた。ふうはじぶんでおってみたくなって、ひとりでおりはじめた。あるひ、とつぜんはたおりきがとまった!?(K.Y

年長〜
「クーくん ツーくんとオバケ」
長 新太 文溪堂

長新太のナンセンス絵本。クーくんとツーくんはふたごのあにおとうと。ふたりがかくれんぼをしていると、ツーくんがいつのまにか、ものすごくふとってしまいます。あれあれ?ツーくんのなかから、かえるやへびやおばけがでてきて、しまいにおばけはつーくんをはこうとします。そこでクーくんがおこって、オバケをけとばして・・・。(K.Y

幼児〜
「クッキーのおうさまえんそくにいく」 竹下文子 作  いちかわなつこ絵
 あかね書房  

りさちゃんのうちのだいどころにはくっきーのおうさまがすんでいます。あるあさ、りさちゃんがたのしそうにえんそくにでかけていきます。おうさまたちは、えんそくのことをしって、おきさきさまやおうじさま、おとものものもひきつれてじぶんたちもえんそくにでかけることにします。はじめてそとにでたおうさまたちはこうえんのすなばはさばく、いけはうみ、かだんはじゃんぐるだとおもいます。すべりだいのやまにのぼって、だいぼうけんをしてかえってきます。K.Y

小学校
低学年〜
「帰ってきた船乗り人形」  
ルーマー・ゴッデン作  おびかゆうこ 訳 徳間書店  

人形の家には女の人形ばかりが住んでいます。たった一人水平の服を着た男の子人形、カーリーは人形一家の男の人形のひとりがフランスに行ってしまったことを聞き、連れ戻どそうと心に決めます。ちょうどそのころ、ウェールズの船乗り学校では、フランス人の少年ベルトランがみんなから、のけものになっていました。ある日、ハタキに飛ばされたカーリーは行進していたベルトランの目の前に落っこちてしまいます。ベルトランはとっさにカーリーをひろって、ズボンのポケットにほうり込みます。こうしてふたりは一緒に船に乗ることになったのですが・・・。小さな人形の大きな冒険物語。(N.I

小学校
高学年〜
「たたみ部屋の写真展」  
朝比奈蓉子 作  偕成社

中学1年生のタモツとユウイチ。夏休み、ふたりは空き家の庭を秘密の隠れ家に決めた。勝手に池をほってそこでユウイチのカメを飼いはじめてしまう。ところが突然、家主のおばあさんとその娘が帰ってくる。そのうえ、「とおる・・・おまえかい?」タモツは、認知症であるおばあさんに亡くなった息子だとおもいこまれてしまう。はじめて老いを見つめる少年のひと夏の成長を描く(N.I]

小学校
高学年〜

平成19年10月のおすすめ どんな本 対象

人と人とのかかわりをそだてる
「育つ育てる 幼児編」 1〜3 
 
藤田 弘子 編著  
 保坂あけみ 絵 
  一声社   

はじめからまともな親なんて1人もいないでしょう。みんな子どもに育てられて、だんだん「親」になっていきます。子どもが日々成長して力をつけていくように、親も育児力をつけていきましょう。というスタンスで、1「生活リズムをつくる」、2「言葉の力をのばす」、3「仲間と育ち合う」の3冊で構成されている。子育てにすぐに役立つ遊びなども満載です。

大人〜

「はじめてのキッチン」 
小林けんたろう作  文化出版局 
 

自分か食べるものを自分で作れるのはとてもとても最高に最高にうれしいことです!!というけんたろうさんが、幅広い年齢におくるお料理の本。写真がきれい!分かりやすい!すぐに作ってみたくなりそうです。道具のつかいかたや、お料理の鉄則などは、お母さんの小林カツ代さんの「キッチン・ルール」がおすすめです。

小学生〜
大人
「モーツァルトくん、あ・そ・ぼ!」 
 
ピーター・シス 作・絵  
きむら みかえ 訳  徳間書店

モーツァルトはゆうめいな作曲家。子どもの頃から天才だといわれ、王さまのまえでもピアノを弾いたし。目隠しでもひけた!!でも毎日練習ばっかり」してたのかな? きっとたいへんだったんだろう・・・とおもうよね。でも、おとなたちが考えるよりもずっとゆたかにモーツァルトはたのしんでたのかも!?

年長〜

「緑の模様画」
  
高楼 方子 作  福音館書店  

まゆ子、テト、アミの3人は、中学生になる直前の春休みに出会った大親友。きっかけは小説『小公女』だった。 3人だけの秘密の場所をつくったり、一緒に街に出かけたり。どきどきしながらも楽しい毎日を過ごすまゆ子達の前に、なぜかたびたび謎のおじいさんがあらわれる。いったい彼は誰なのか?物語が進むにつれ、謎の青年も姿を見せるようになり…? 『小公女』のあらすじを知らないひとでも読めるファンタジー。

小学校
高学年〜

「温室デイズ」 
 
瀬尾まいこ作 角川書店

「今、この学校ってちょっとやばいって思うんです。……うちらのクラスだけでも、ちゃんとしたらいいんじゃないかなって気がするんです。……みんながちょっとがんばったら、きっとなんとかできるんじゃないかなって」  荒れはじめた中学校の中で発言した中森みちるは、次の日からクラスでいじめを受ける。みちるの友達前川優子も、同じクラスの不良少年伊佐瞬の誘いを断ったために嫌がらせをされていた。いじめがエスカレートし、ついに学校に行かなくなる優子。反対に学校に行き続けるみちる。この毎日に出口はあるのか。別々の場所で戦う二人の少女を描いた作品。

中学生〜
「声にだすことばえほん 生麦生米生卵」 斎藤 孝 編  長谷川義史 作 
 ほるぷ出版  

今日はおねえちゃんの結婚の日、お父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんもみんな着飾って結婚式にむかう。あさごはんの場面では「生麦生米生卵」。おなじみの早口ことばがつぎつぎに 結婚式の1日にそって描かれる。ちょっとむかしのなつかしい頃を描いた独特の絵も楽しめる。早口ことば言えるかな?

幼児〜
「マドレーヌのメルシーブック」
 
ジョン・メーベルマンス・マルシアーノ作 江國香織訳 BL出版  

いつもおぎょうぎよくいるためにの副題がついている。あいさつをはじめとしたマナーのえほん。かたくるしいものでなく、ちょっとしたユーモアもくわえながら、ちゃんとメッセージが伝わる。《“ありがとう”っていうことはかんたんでたいせつですてきなこと》わかっているけど、ちゃんとできてるかな?

幼児〜

平成19年9月のおすすめ どんな本 対象
「ディック ウイッティントンとねこ」 イギリスの昔話  
マーシャ・ブラウン再話 絵 
  まつおか きょうこ 訳  アリス館

 むかし、ディック ウイッティントンという男の子がいました。お父さんもお母さんも早くに死んでしまい、ディックはとても貧乏でした。あるときディックは1ぴきの猫を手に入れます。そのねこを貿易船に出したことから、大金持ちになり、ロンドン市長にまでなります。有名なイギリスの昔話。

年長〜
Two Trains  〜とぅーとれいんず〜」  魚住 直子 作   あずみ虫 絵
 学習研究社

 ひなたはお父さんが住んでいる町まで電車にのる。2つの電車が並んで走るとき、ひなたと同じように、向こうの電車でもドアのそばに立っていた同い年ぐらいの女の子がいた。それぞれが痛みを抱えながら生きる、ひなたと美咲。二人の忘れられない出会いを描いた。表題作「Two Trains  〜とぅーとれいんず〜」をはじめ、誰にでもありそうな心の動きをとらえた短編集。

小学校
中学年

「ウェン王子とトラ」  
チェン・ジャンホン 作・絵   
平岡 敦 訳  徳間書店

 昔、子どもを猟師に殺されたお母さんトラが、怒りのあまり村を襲うようになった。王さまは、占い師のことばとおり、トラの怒りをしずめるために王子をトラにさしだすことにする。お母さんトラは幼いウェン王子を育てる。中国古代王朝の青銅器と伝説から創作された物語。心ゆさぶる迫力の大型絵本。2005年ドイツ児童図書賞受賞。

小学校
中学生〜

「だから こぶたちゃん」
こぶたの赤ちゃんシリーズ  
きたやま ようこ 文  偕成社
  

おとうさんはぶた、おかあさんもぶた、だからぼくはこぶたちゃん。こぶたちゃんはなにをしてもこぶたちゃん ぼうしをかぶっても はだかになっても ぱんだのゆめをみても こぶたちゃんはこぶたちゃん   

幼児〜
「おばけでんしゃ」
 内田 麟太郎 作  西村 繁男 
 童心社 

おばけでんしゃがしゅっぱつしまーす。 ようかいえきやくらやみえきでも たくさんのおばけがぞろぞろのってきて・・・さいごについいたのは、「にんげんえきーにんげんえきーひとにばけて おおりください」どのおばけがどんなにんげんにばけたのさがしてみよう!

幼児〜

「しらぎくさんのどんぐりパン」 
なかがわ ちひろ 作  理論社
 ひっこしてきたばかりのさわことせいやは、近所を探検しているまに、林の奥の小さな家でしらぎくさんにであいます。どんぐりパンをごちそうになって、さわこは人魚の栓がついたガラスのこびん、せいやは青い石のコガネムシをもらって家に帰ります。2人はそれぞれに違う世界にふっと入って帰ってきます。しらぎくさんからのプレゼントはこどもたちの心をそだてる夢だったのでしょうか・・・

小学校
中学年

「まだですか?」 柳生まち子 作  
 福音館書店 

うさぎのおばさんちにもおさるさんちにも、ぶたさんちにも、もうすぐいいことあるんだって!まおちゃんはとりさんにききました。おばさんたちにたずねたけれど、もうすぐわかるわよーとかまだまだとかばかり・・・。いいことってなんでしょう?

幼児〜

平成19年8月のおすすめ どんな本 対象

「ぼくらの妖怪封じ」 
 香西 美保 作   佐藤 やゑ子絵   岩崎書店   

 妖怪封じの石がぬすまれた。妖怪退治の伝説が語り伝えられている、由丹羽の街のあちこちに置かれた。もしや、遠い昔にに封じ込められた妖怪たちがよみがえる!?妖怪退治屋の子孫ひろあきと神主の娘美代子が事件の謎を追う。果たして事件のしんそうとは・・・・!!

小学校
高学年〜
「のんびりオウムガイと
せっかちアンモナイト」
 
 三輪 一雄 作 絵   偕成社 

アンモナイトの化石をみたことありますか?アンモナイトはずっと昔にいなくなったけど、今でも深い海の中で生き続けている仲間のオウムガイがいます。どうして生き残ることができたのかな?アンモナイトとオウムガイの不思議な関係が楽しい絵本になりました。科学的な説明も加えられている。

小学校
低学年〜

 「ユーリーとソーニャ」 
アンリ・トロワイヤ 作  山脇百合子 訳  太田大八絵 
福音館書店 

ユーリーとソーニャは11歳の少年と少女。2人は幼なじみ。平和な毎日が続くことを願っている。が、ロシア革命の波が容赦なくおそいかかる。家族と一緒に逃避行しなければならなくなった2人。無事国外に脱出することはできるのか?訳者は「ぐりとぐら」の画家、やまわきゆりこさん。

中学生〜
「くだもの だもの」
 
石津 ちひろ 文  山村 浩二 絵、
福音館書店  

 《かいすいよくにはいかないすいか》からはじまって、くだものたちのかいすいよくを、だじゃれのことばであらわしている。あれれ?すいかはいかないんじゃなかたっけ??こどもたちはだじゃれがだいすき!

幼児〜

「海野和男のさがしてムシハカセ@
 さがそう!ちがう虫」
 
海野和男 作  偕成社

 昆虫は世界に110万種もいて、大きく29のなかまに分かれている。なかまごとに身体の特徴がある。そのちがいを覚えれば、始めてみる虫だって、どのなかまかすぐにわかる。さあ、君も仲間の虫とちがう虫をさがして、ムシハカセになろう!虫好きにはたまらない、海野和男のさがしてムシハカセのシリーズは3巻まで。

小学校
低学年〜

「ほらふき男爵の冒険」  
G・A・ビュルガー 編   斉藤 洋 文  はた こうしろう絵 
 偕成社

主人公のミュンヒハウゼン男爵は、18世紀のドイツに実在した人物です。ドイツに伝わるほら話をおはなし好きだった、ミュンヒハウゼン男爵が語ったお話としてまとめた「ほらふき男爵の冒険」。いままで、たくさんの本が出ていますが、中でも特におもしろく読めそう・・・!ふしぎで、おもしろくて信じられないような話のテンポにのって、さあ、一緒に冒険のたびへ!!! 

小学校
中学年

「れいぞうこのなつやすみ」 
村上しいこ 作  長谷川義文 絵  
 PHP研究所

なつやすみのあるひ、れいぞうこがこわれた!とおもったら、なんとれいぞうこがくちをきいて、「なつやすみをもらって、プールに行きたい」と言い出した。なんと、れいぞう子は女の子らしい。おかあさんの水ぎをきて早速プールヘ。れいぞうこのなつやすみはどんなやすみだったのかな?

小学校
低学年〜

平成19年7月のおすすめ どんな本 対象
「としょかんライオン」
 ミシェル・ヌードセン 作  
ケビン・ホークス 絵  福本友美子 
 岩崎書店  

あるひ、としょかんにライオンがはいってきました。はじめライオンは、おはなしのじかんがおわったときおおきなおおきなこえでほえて、かんちょうにおこられましたが、しずかにするというやくそくをしました。それからはまいにちかんちょうのてつだいをしたりしながら、おはなしのじかんをたのしみにくるようになりました。ライオンはにんきもの!ところがあるひ・・・。

小学校
低学年〜

 「シモンのおとしもの」
 バーバラ・マクリントック 作  
福本友美子 訳

あすなろ書房  

シモンはがっこうからかえるとき、「きょうはおとしものをしないようにかえろうね」といわれたのに、こうえんやはくぶつかん、びじゅつかん、おみせなんかをとおっていえにかえったころには、いろんなものをおとしています。どこにおとしたのかな?パリの古い町並みや、建築物などがレトロなタッチで描かれ、大人が読んでも楽しめます。

幼児
「しろいはうさぎ」 
クォン・ユンドク 文 絵、
 チョン・ミヘ 訳  
福音館書店

 韓国の最南端の島、済州島(チェジュド)でうたいつがれてきた、わらべ歌をもとに作られた絵本。にほんのわらべうたととてもよく似ていて、ちょっとちがう、すてきなわらべうたを歌ってみてください。かわいい雰囲気の個性的な絵も魅力があります。

幼児〜
「かさどろぼう」 
シビル ウェッタシンハ 作・絵 
 いのくまようこ 徳間書店
  

あるひ、キリママおじさんは、うまれてはじめてまちへゆき、うまれてはじめてかさをみました。「なんてきれいでべんりなものだろう」と思ったキリママおじさんは、かさをかってかえりました。ところがむらにかえって、おみせでこーひーをのんでいるうちに、かさはだれかにぬすまれてしまいます。なんどかってもいつもおなじことが起こるので、おじさんはどろぼうのしょうたいをつきとめようと・・・。さてそのしょうたいは??

幼児〜
「イサナと不知火のきみ」 
 たつみや 章 文  東 逸子 絵 
 講談社

海の民の姫様にもかかわらず、男勝りで負けん気の強く、男に生まれたかったとおもっているイサナは強い霊力の持ち主。イサナが助けたクレは父を海で亡くしたモリ撃ちの名手。イサナに名前をつけられたチビ竜ヒコナは海を支配する竜一族の最後の生き残り。3人の若者達がおたがいの思いを乗り越えて、不知火の海を悪の支配から守りぬく。

高学年

「レネット  金色の林檎」
名木田  恵子 作  金の星社 

 チェルノブイリ原発事故の前日に生まれたわたし、徳光海歌(みか)。兄・海飛(かいと)12歳でハンノキから転落して死んでから、父も母も息子の死を背負って生きはじめた。その1年後、徳光家に原発被災者の少年セリョージャがやってきた。12歳のセリョージャを1ヶ月間預かることになったのだ。彼の存在が一家に与えるさまざまな影響。そして9年後、二十歳になった私が5年ぶりに父に会いに北海道へ向かう。不器用な家族の哀しみがいやされるときは・・・。

中学生〜

「気むずかしやの伯爵夫人」
 サリー・ガードナー 作 絵 
 村上利佳 訳

偕成社 

5にんの人形のお話。ずっと家の中で暮らしてきた人形たちが、ある日とつぜん公園のいすの下にに置き去りにされてしまいました。でも気位の高い伯爵夫人は、自分が捨てられたなんて絶対にみとめません。ねずみさんや、操り人形のミスターウルフも巻き込んで、どうしてもお屋敷に帰るといいはって、みんなを困らせてしまいます。さて、伯爵夫人は人形たちは・・・・・?

小学校
中学年〜
平成19年6月のおすすめ どんな本 対象
「あれこれ たまご」
 とりやま みゆき文   中の滋 絵  
福音館書店 

《なぁ しっとった?》と関西弁で始まるたまごのはなし。スーパーにならんでいるたまごたちが、買われていって、いろいろなおいしいごちそうにへんしんするまでが、たまごのきもちになっておもしろくかたられています。《たまごって えらいやっちゃなぁ》!!

幼児〜

「がたごと ばん たん」
 パット ハッチンス 作・絵  
 いつじあけみ 訳

福音館書店 

 おじいちゃんの ておしぐるまにのっかって がたごと ばん たん がたごと ばん たん すすんでいくと、あかいめんどりがずっとずっとついてきます。ぼくがいろんなやさいをとったりいちごをつんだりするのをずっとついてきてみていためんどりが、あれっついてきません。そこでこんどはぼくらがめんどりについて、とりごやいってみると・・・。きれいなえのなかに、たくさんの植物がしっかり描かれています。

幼児

「どうぐはなくても」 
V・ビアンキ 原作、 田中 友子文  
N・チャルーシナ絵

 福音館書店

どうぐをつかわないでたてたいえってどんないえでしょう。それはとりのすです。カササギはかれえだをくんでいえをつくります。ゆかにはどろとわらがしかれ、いりぐちもあります。けれどもカササギはいちどもどうぐをつかいませんでした。スバメやキツツキやワシやほかのとりたちもみんなそれぞれにくふうして、いえをつくっています。

幼児〜
「てじな」 
土屋 富士夫 作  
福音館書店 

まほうのことばをかけると、「あんどら いんどら うんどら!」あれれれれ?!絵本の中に手品の世界がうまく表現された、簡単なしかけえほん。小さい子どもにもわかりやすく、てじなでへんしーん!がたのしい一冊。

幼児〜

10ぱんだ」 
 岩合日出子 文  岩合光昭 写真  
福音館書店 

らくらくきのぼり1パンダ、のはらでのんびり2ぱんだ・・・から、あかちゃんそろって10ぱんだまで、かわいいパンダがいっぱい!巻末には、《ぱんだについてしりたいこと10》があって、子どもたちがききそうな、質問への答えが簡潔に書かれています。動物写真家岩合光昭さんの写真と奥様の軽快な文章がぴったりです。

幼児〜

「うちののぱぱってかっこいい」 
 アンソニー・ブラウン さく 
 久山太市 やく     評論社  

 うちのパパってかっこいい。ゴリラくらいつよくて、かばくんみたくたのしいんだ。パパのおおきさはいえぐらい、ふくろうみたいに かしこくて、おどりもうまくって、うたうこえはぴかいちさ。こどもにとっては、いつでもうちのパパが いちばん!だって、なんてったってうちのパパは!!!永遠のテーマです。

幼児〜

「あの森へ」 
クレア・A・ニヴォラ 作 
 柳田邦男 訳  評論社

 森ってこわいところだと思ってたねずみの男の子が、自分の目で確かめてみようと、森へ探検に出かける。どきどきしながらあるく、帰ろうかと思いながらも先へ歩く。どうにかなったらどうしようという思いに打ち勝って、とうとう森の中にとびこんだ!・・ねずみくんは森で何を感じたんだろう。
子どもの心の成長を描いた、著者からの現代の親
たちと社会へのメッセージでもある。
幼児(年長)〜大人
平成19年5月のおすすめ
(4月はお休みしました)
どんな本 対象
「百まいのドレス」
 エレナー・エスティス 作 
 石井 桃子 訳  
 ルイス・スロボドキン 絵 
 岩波書店  

 ワンダはペギーやマデラインにいつもからかわれています。「あなた、戸だなのなかに、ドレスをなんまいおもちなんでしたっけ?」と聞かれると、ワンダは「百枚ずらっと並んでる」とこたえます。「くつは60足!」もちろん二人はまったく信じません。ワンダが突然学校に来なくなって、遠くに行ってしまうとわかった時、二人は自分たちのしていたことをワンダにゆるしてもらおうと・・・。

小学校
中学年〜

 「ちいさなこぐまの
ちいさなボート」
 
イヴ・バンテイング 作 
 ナンシー・カーペンター絵 
  ちば しげき 訳

主婦の友社 

こぐまはだいすきなボートでいつもあそんでた。ところがこぐまはどんどんどんどんおおきくなって、とうとうボートにのれなくなってしまった。こぐまはかなしかった。ボートをひとりぼっちにするなんて・・・おおきくなったこぐまはかんがえた。ちいさなボートをだいすきになってくれるちいさなこぐまをみつけよう!おおきくなったこぐまのきもちがつたわってきます。 

 幼児

「おじいちゃんの
ごくらくごくらく」
 
西本鶏介 作、 長谷川義史 絵

 すずき出版   

 ぼくはおじいちゃんがだいすき。おじいちゃんはおふろにつかるときいつも「ごくらくごくらく」といいます。ごくらくってしあわせなきもちになることなんだって。おじいちゃんとおんせんゆきをやくそくしたのに、おじいちゃんはきゅうににゅういんすることになってしまった。おじいちゃんはにゅういんのまえのひも「ごくらくごくらく」といいながらおふろにいれてもらいました。でもおじいちゃんは・・・。 

幼児〜
「でっかいでっかいモヤモヤ袋」  
ヴァージニア・アイアンサイド 作  
フランク・ロジャース 絵 
 左近リベカ 訳
 
草炎社  

 それまではしあわせだったのに、ジェニーはだんだんはモヤモヤしてきて、ある日起きたらでっかいでっかいモヤモヤ袋があった。袋はどんどん大きくなってどこへでもついてくる。どうすることもできない。ところが、ある日となりのおばあちゃんが、「あけてみましょう」といった。ジェニーはびっくりしたけどあけてみたら・・・あれれれれ?ちっぽけなモヤモヤ、きえちゃうもの、どっかへいっちゃういもの…おしまいにはふくろなんかいらなくなっちゃった。モヤモヤっていたいなんだったんだろう???

小学校
低学年〜

「クラシンスキ広場のねこ」 
 カレン・ヘス 作  
ウェンディ・ワトソン 絵    菊池京子 訳 星雲社  

第二次世界大戦中、ワルシャワの駅でゲシュタポ(ナチスドイツ秘密国家警察)を出し抜いた猫たち。ほんとうにあった話をもとににかかれている。収容所に入れられたユダヤ人たちになんとかして食料を届けたい。という思いから、思いがけない方法を思いついたこころある人々に感動する。

小学校
中学年〜
いのちのおはなし」
 日野原重明 文  村上康成 絵 
 講談社  
 

 95歳の現役のお医者さん日野原先生から、10歳の子供たちへのメッセージ。先生が実際に小学校4年生の授業で話をされた時を再現してつくられた絵本。黒板にかかれた1本のながーい線から先生の話がはじまっていく。聴診器で心臓の音を聞くのはさすがお医者さん。こどもたちに伝えたいいのちの絵本です。

小学校
中学年〜


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