令和5年度米子市美術館開館40周年記念 コレクション企画展Ⅰ

令和5年度米子市美術館開館40周年記念
コレクション企画展Ⅰ
写真編「芸術写真」

 米子市美術館は今年開館40周年を記念し、Ⅰ期写真編、Ⅱ期版画編、Ⅲ期洋画編、Ⅳ期では2会場にて彫刻編、日本画・書・工芸編の4期に分けてコレクションの全貌を紹介いたします。
大正末に米子最初のアマチュア写真団体「米子写友会」が誕生して以来、植田正治、岩宮武二、杵島隆、村上誠三、岩佐保雄ら郷土出身の写真家とともに「中国写真家集団」、「銀龍社」、「写真家集団エタン派」などが結成され、写真活動が盛んでありました。その一因として植田正治が郷土に居ながらにして世界に芸術作品を発信し、多くの写真家が米子に集結したからといっても過言ではないでしょう。また岩宮武二や杵島隆のように、大阪や東京に活動の場を移して国内外で活躍した郷土ゆかりの写真家もいます。
Ⅰ期写真編では、昭和期の芸術写真を郷土ゆかりの写真家とその関連作家の作品で約100点展示します。
関連事業として、当館学芸員でもあった蔦谷典子氏(島根県立美術館主任学芸員)を講師に、米子市美術館写真コレクションまた山陰両県の写真家についての美術講演会を行います。

【主な出品作品】
植田正治《ボクのわたしのお母さん》1950年 ゼラチン・シルバー・プリント/ヴィンテージ・プリント
岩宮武二《マヌカン(1)》1954年 ゼラチン・シルバー・プリント/printed in 1992
足立正太郎《手》1933年 ゼラチン・シルバー・プリント/ヴィンテージ・プリント
杵島隆《老婆像》1950年 ゼラチン・シルバー・プリント/ヴィンテージ・プリント
岩佐保雄《踏切を守る母子》1931年 ブロムオイル 

会 期

Ⅰ期写真編 令和5年 9月10日(日)~ 10月9日(月・祝) 水曜日休館

時 間 10:00 ~ 18:00
会 場 米子市美術館(第2展示室)
主 催 米子市、米子市教育委員会、一般財団法人米子市文化財団 米子市美術館
観覧料

330(270)円 

 ※(  )内は15名以上の団体、Feel友の会・米子市歴史館友の会会員の方、とっとり子育
  て応援パスポート・しまね子育て応援パスポート、鳥取県ミュージアムネットワーク
  加盟館の会員証・年間パスポートなどをご持参の方の料金
 *大学生以下の方、70歳以上の方、障がいのある方(付添1名含む)及び米子市美術館
  後援会会員の方は無料
 

チラシ Icon コレクション企画展Ⅰ 写真編「芸術写真」 (936.7 KB)


関 連 事 業

美術講演会/要申込
 米子市美術館写真コレクションについて  ー
終了しましたー
 日時令和5年 9月10日(日)午後2時~    
 講師蔦谷典子 氏(島根県立美術館主任学芸員)
 定員60人(8月8日(火)~申込開始)
 会場米子市立図書館 2階 多目的研修室

 申込方法
 米子市美術館に電話(0859-34-2424)かファックス(0859-33-0679)またはメール(art-museum
 @yonagobunka.net)などで氏名(よみがな)・代表者連絡先・参加人数を伝えて申し込む。いずれも
 8月8日(火)から申し込み開始。定員になり次第〆切。


学芸員によるギャラリートーク
 日時9月16日(土)、30日(土)午後2時〜 ※申込不要 本展観覧券が必要
 

おやこでアートじかん
 日時会期中毎週月曜 10時~正午
     
対象未就学児と親(父母、祖父母、家族など)
    ※申込不要 本展観覧券が必要     
 未就学児(0歳~6歳)と一緒に美術館で鑑賞する時間を、会期中毎週月曜に設定します。小さなお子様
 と一緒に気兼ねなく作品鑑賞をしていただき、小さな頃から美術館及び美術に親しんでいただくことを
 目的とします。
 
※「おやこでアートじかん」ご利用以外のお客様には、この時間内ご理解とご協力をお願いします。

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