【お知らせ】東大人文・淀江プロジェクト第4回公開シンポジウムを開催します

 

第4回公開シンポジウム「古墳時代後期の地域間交流-継体天皇と磐井のはざまで揺れる淀江の古墳-」

古墳時代後期(6世紀)はじめの倭国は、大王(記紀では「天皇」と記す。)の後継者争いと緊迫した国際情勢によって、政治的に不安定な時期にありました。
この時期に大王となった継体でしたが、安定した政権運営には苦労します。
この頃、九州の大豪族・磐井は、国際情勢に乗った政治を進めることを画策します。
淀江の古墳群には、磐井勢力と倭政権の両者からの影響が混在しています。
いったい継体と磐井のはざまで、淀江の首長たちはどのような役割を期待されたのでしょうか。
このシンポジウムでは、当時の国内・国際情勢のなかで、九州および倭政権それぞれにとっての山陰、そして淀江の首長たちの立ち位置、役割等を明らかにし、当時の倭政権のあり方について考えてみたいと思います。

東大人文・淀江プロジェクト_2026.1.31シンポジウム(表面)_R1000.jpg

※画像をクリックするとPDFファイルが開きます

日時

令和8年1月31日(土) 午後1時~4時30分 (開場 午後0時30分~)

会場

米子市淀江文化センター 大ホール

内容

司会 佐藤 宏之 氏 (東京大学大学院人文社会系研究科・特任研究員、東京大学名誉教授)
● 主催者挨拶 村本 由紀子 氏 (東京大学大学院人文社会系研究科長・文学部長)
● ご挨拶 伊木 隆司 氏 (米子市長)
● 趣旨説明・プロジェクト活動報告 佐藤 宏之 氏
● 基調講演Ⅰ 「継体天皇と磐井の乱と淀江の古墳」 高松 雅文 氏 (三重県埋蔵文化財センター調査研究1課 主幹兼課長代理)
● 基調講演Ⅱ 「横穴式石室からみた淀江と九州の地域間交流」 重藤 輝行 氏 (佐賀大学芸術地域デザイン学部 教授)
● 基調講演Ⅲ 「山陰の横穴式石室からみた淀江の地域間交流」 坂本 豊治 氏 (出雲弥生の森博物館 博物館学芸係 係長)
● 討論「古墳時代後期の近畿・淀江・九州の地域間交流並びに政治的関係」
 コーディネーター:  佐藤 宏之 氏、佐古 和枝 氏 (関西外国語大学 教授)
 パネリスト:  高松 雅文 氏、重藤 輝行 氏、坂本 豊治 氏
 コメンテーター:  村本 由紀子 氏、松田 陽 氏(東京大学大学院人文社会系研究科・准教授、プロジェクト・リーダー)

参加費

無料  ※定員500名 ※要事前申込

申込み方法

電話・FAX・メール等により、【①代表者お名前 ②代表者ご連絡先電話番号 ③参加希望人数(代表者含む)】を添えて、米子市淀江文化センターにお申込みください。
 ● 電話 0859-39-4050
 ● FAX 0859-39-4051
 ● Eメール saname@yonagobunka.net
 <開館時間> 9:00~22:00 <休館日> 年末年始12/29~1/3と毎週水曜日

主催

東大人文・淀江プロジェクト
[東大問い合わせ先]
 プロジェクト室(佐藤) ☎03-5841-4046 hsato@l.u-tokyo.ac.jp
 事務担当(瀧口)  ☎03-5841-4028

共催

米子市
一般財団法人米子市文化財団[米子市淀江文化センター]

後援

鳥取県
NPO法人 むきばんだ応援団
一般社団法人 淀江ロマン遺跡回廊

文字サイズ
拡大縮小戻す
ページトップ